クライミングを始めたきっかけ

 こんにちは。Yossyです。

今回は、Yossyがクライミングを始めたきっかけについか書いてみたいと思います。

クライミングを初めて体験したのは、調べてみると、2009年でした。(そうすると、クライミング歴は12年目になるのか・・・、結構長いことやっているな・・・。)

たまたまテレビで見ていた「ぶらり途中下車の旅」で、クライミングジムが紹介されていました。その時はスラックラインが主に紹介されていたと思います。Youtubeでその時の動画があったので、貼っておきますね。



このテレビを見て、当時小学1年生の息子が「やってみたい!」と言ったのが最初の一歩でした。

紹介されていたクライミングジムというのが、NOSE相模原店(現在は閉店しています。)というところで、自宅からも比較的近かったので、「じゃあ、行ってみようか!」ということになりました。この時は、記念に1回くらい体験できればいいかな程度の気持ちでした。

別の日に、息子と実際にジムに行くことになりました。ジムに着くまでは、結構わくわくしながら車を運転していたのですが、ジムに着くと、開いたシャッターから見える10m近く高さがあるリード壁を登っている人が見えて(今でもその映像が瞼に浮かんできます。)、「なぜあの高さに人がいる?もしかして場違いかな?本当に素人が体験していいのかな?」と急にビビッてしまい、ジムに入りづらくなってしまいました。多分、息子がいなかったら、そのまま帰っていたと思います。

とは言うものの、息子がやりたいと言っていたことなので、勇気を出して受付に行きました。緊張していましたが、店長さんがとても親切な方で、結局はスムーズに体験に入っていくことができました。まずは、登録のための書類を書いて、レンタルシューズを合わせて、ジムでのルールを教えてもらって、その後、何回か登ってみて、簡単な登り方を教えてもらって、あとは自由に登ってみるといった感じです。

トップロープとボルダリングの体験だったと思います。グレードでいうとボルダリングで6~8級、トップロープで5.6~5.9くらいじゃないかと思います。1時間も経たずに前腕がパンパンになってしまい(パンプアップ)、登っている時はとにかく腕が肩からもげるんじゃないかと思うぐらい痛かったです。あと、腕を頭に付くように上にピンとあげられない程、肩が固くなっていることを痛感した記憶があります。(当時は、普段運動を全くせず、ただ仕事と自宅の往復だけで、楽しみは飲んで食べることだけ、年齢も30代半ばになっていて、今よりも10㎏以上太っていました。)

スラックラインも体験できました。最初はスラックラインが左右にぶんぶん振れてしまい、とても一人では乗ることができませんでした。スキーのストックや他の人に手をとってもらって、何とか乗ることができる感じでした。

といった感じで、最初はビビッて緊張していたものの、無事にクライミングとスラックラインの体験をすることができました。

終わった後は、前腕が今まで経験したことのない程パンパンになっていましたが、頭が真っ白になるくらい爽快な気分でした。

今思うと、店長さんや他のお客さんに恵まれていたのかも知れません。初めてで、全然登れなくても、恥ずかしい思いや変な遠慮もしなくていいように、声をかけていただいたり、雰囲気を作ってくれていたのだと思います(自分はできているだろうか・・・、人見知りであまり声をかけることができていないような・・・)。

今は、オリンピック競技にもなって、認知度も上がって、クライミングジムも街中に多くなっているので、以前ほど始めるハードルは低くなっているかも知れません。とはいっても、周りにクライミングをしている人がいなければ、普段の生活から一歩踏み出して始めるにはまだまだハードルは低くないかも知れません。

  1. もし興味を持たれたり、お子さんがやってみたいと言われた時は、少し勇気を出して行動を起こしてみてください。ジムの受付まで来れれば、最大のハードルを越えたようなものです。
  2. お子さんがやってみたいと言った時は、ぜひ一緒にやってみてください。一歩踏み出すチャンスです。実際に登ってみると、お子さんに教える立ち位置から、同じプレイヤーの立場から会話ができますよ。
  3. 登れないことを恥ずかしいと思う必要はありません。がんばって登ってください。周りで上手く登れる人も最初は初心者でした。周りで上手く登れる人は、そのことを知っているので、初心者でがんばって登っている人を見たら、応援したくなります(普通、がんばっている人は応援したくなりますよね。)。また、それほどみんな気にしてません。「あっ、体験に来たんだな。」とか「始めたばかりなんだな。」と思う程度です。
勇気を出して一歩を踏み出してみると、ハードルに感じたことが意外と大したことなかったことに気付いたりします。

Yossyは、クライミングを始めることができたことで、他のことにも一歩を踏み出すハードルが低くなったように感じています。とりあえず、やってみようかなと。社会人生活も長くなり、同じような毎日が過ぎていく中で、知らないうちに、自分で新しいことへ一歩踏み出すハードルを高くしてしまっていたのかも知れません。

クライミングに興味がある方は、一度やってみませんか?



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